寝る時にはアロマが効果的！活用方法をご紹介します

不眠の原因

そもそも不眠の原因は、自律神経の乱れにあります。
自律神経は、起きている時や緊張しているときに働く交感神経と、寝ている時やリラックスしているときに働く副交感神経が切り替わることで、正常に働きます。

夜なかなか寝付けないという方は、交感神経がうまく副交感神経に切り替わらず、緊張状態が続いてしまっている可能性があります。

自律神経の乱れは、ストレスや生活習慣の乱れなど、様々な原因で起こります。

不眠にはアロマがおすすめ

不眠は自律神経の乱れが原因だと説明しましたが、アロマには自律神経を整える効果があります。

好きな香りを嗅ぐことで、副交感神経が優位に働き、自然と眠りに入ることができるのです。

ディフューザーを使う

スティックの入ったリードディフューザーは、優しく香るので寝る時にもおすすめです。

また電気を使うタイプのディフューザーは、さらに香りの拡散力が高いです。

超音波で音が気にならないもの、自動で切れるタイマー付きのもの、加湿機能付きのものなど、寝る時に必要な機能がついたものを選びましょう。

枕をアロマで香りづけする

枕に精油を1滴ほど垂らして、香りづけをします。
寝る少し前に垂らしておけば、部屋全体に良い香りが漂うので、好きな香りに包まれて眠ることができます。

枕専用のアロマスプレーもあるので、そちらを利用しても良いでしょう。

お風呂でアロマを活用する

寝る時だけでなく、寝る前のお風呂でアロマを活用するのも快眠につながります。

方法は、好きな精油を3〜5滴バスタブに垂らすだけでOKです。
ただ、このアロマバスは精油が肌に直接触れることになるので、肌への刺激の強いアロマを使うときや、元々肌の弱い方は、注意が必要です。

そのため誰でも安心してお風呂でアロマを楽しむには、次の方法がおすすめです。

バスソルト

天然塩大さじ2杯に精油を5滴垂らしたバスソルトを、浴槽に入れます。
バスソルトは発汗作用や保湿効果があるので、美容にも効果があるのが嬉しいですね。

バスオイル

ホホバオイルなどのキャリアオイル（植物油）5mlと、精油5滴でバスオイルが作れます。
キャリアオイルを入れると精油の濃度が薄まるので、刺激を気にせず楽しむことができます。

アロマのお風呂に入るときは、香りを嗅ぐことを意識して、大きく腹式呼吸を行うとさらに効果的です。

また湯船にお湯を張る習慣のない方は、アロマシャワーがおすすめです。
床に精油を2〜3滴垂らし、そのままシャワーを浴びるだけ。
アロマの湯気が立ちのぼり、良い香りに包まれながらシャワーを浴びることができます。

ラベンダー

ラベンダーは、安眠効果があるアロマとして有名です。

鎮静効果があり、不安定な気持ちを落ち着かせてくれます。
また自律神経を整えてくれる効果もあり、頭痛や生理痛などの痛みも和らげてくれる効果があります。

ゼラニウム

ローズのような華やかな香りが特徴で、化粧品などにもよく使われるアロマです。

副腎や視床下部に働きかけて自律神経のバランスを調整し、リラックス効果が期待できます。
イライラや、緊張、不安などで眠れないときには、ぴったりのアロマです。